MVアグスタは、バイクの世界でも屈指の長いレース実績を持つブランドです。そのイタリアの伝統からスタイリングを得たジャケット( )を取り上げ、ブランドの背景、レザーのバイクジャケットに求めたいこと、そして衣類向けの欧州の保護クラスの読み方を解説します。
この記事のポイント
- MVアグスタは1945年1月19日にミラノ近郊で創業し、1958年から1974年まで毎年500ccクラスの世界選手権を制しました。
- このジャケットはブランドにインスパイアされたレプリカデザインで、MVアグスタ自体とは関係がありません。
- EN 17092はバイク用ウェアをAAAからCに分類し、クラスはラベルに表示されます。
- 保護具として販売されるバイク用ウェアは、EUでは2018年4月21日に施行されたPPE規則(EU) 2016/425の対象です。
- スタイリングと同じくらい、プロテクターポケット、調整できるカフ、走行姿勢に合わせたカットが重要です。
MVアグスタのレーシングヒストリー
MVアグスタのWikipediaの項目によると、MVアグスタはドメニコ・アグスタ伯爵によって1945年1月19日にミラノ近郊のカッシーナ・コスタで創業されました。ライダーたちは1958年から1974年まで毎年500ccクラスのグランプリ世界タイトルを獲得しました。このジャケットは、ブランドの大胆なイタリアンデザインの考え方を取り入れ、それにインスパイアされたもので、MVアグスタの製品ではありません。
レザーのバイクジャケットに求めたいこと
素材と作り
カウハイドは、革が摩耗に強く形を保つことから、ライディングジャケットの素材として古くから使われています。肩と肘の縫い目の補強ステッチや丈夫なジッパーも、作りを支える要素です。このジャケットに使われている素材の詳細は、商品ページに記載されています。
プロテクターと保護
多くのレザージャケットには、肩、肘、背中のプロテクター用ポケットがあります。たとえば、 のようにスパインパッドを内蔵したジャケットは、その機能の組み込み方の例です。一方、 は、最初からプロテクターを装着したいライダー向けです。どのプロテクターが付属し、どれがオプションかを確認してください。
フィットと快適性
ライディングジャケットは、走行姿勢に合わせてカットされているものを選びます。ハンドルに手を置いたときに袖がずり上がらないことが目安です。ウエストとカフを調整できれば、高速でもジャケットがずれにくく、気候に合った裏地なら長いツーリングでも快適です。
保護クラスの読み方
EN 17092シリーズは、バイク用ウェアを5つのクラスに分けています。クラスAAAがもっとも高いクラスです。SATRAは、肘、肩、膝、腰のインパクトプロテクターはクラスAAAとAAのウェアでは必須で、クラスAでは腰のみ任意であり、クラスBにはインパクトプロテクターがなく、クラスCは保護された部位のみが対象だと説明しています。MCGの製品コンプライアンスが説明するとおり、保護具として販売されるバイク用ウェアは、EUでは2018年4月21日に施行されたPPE規則(EU) 2016/425の対象です。
この記事は、このジャケットが特定のクラスを取得していると述べるものではありません。個々のウェアの保護に関する情報は、ラベルと商品ページでご確認ください。
このジャケットが向いている方
イタリアンスタイルが好きなスポーツバイクのライダー。
MVアグスタのレーシングヒストリーのファン。
ライディングを意識したカットのレザージャケットがほしい通勤ライダー。
ほかのイタリアのブランドがお好みの方は、 もご覧ください。ラインナップ全体は、こちらに掲載しています: 。
よくある質問
EN 17092のクラスAAA、AA、Aは何を意味しますか?
バイク用ウェアの性能クラスです。クラスAAAがもっとも高く、AA、Aと続きます。肘、肩、膝、腰のインパクトプロテクターはクラスAAAとAAのウェアでは必須で、クラスAでは腰のプロテクターは任意です。クラスはウェアのラベルに表示されます。
バイクジャケットにはCE認証が必要ですか?
保護具として販売されるバイク用ウェアは、EUでは2018年4月21日に施行された個人用保護具に関する規則(EU) 2016/425の対象です。ただし、特定のジャケットがCE認証を取得しているという意味ではありません。クラスや付属するプロテクターはウェアごとに異なるため、個々のジャケットのラベルと商品ページを確認してください。
このジャケットはMVアグスタ製ですか?
いいえ。MVアグスタのブランドとイタリアのレーシングヒストリーにインスパイアされたレプリカデザインで、メーカーとは関係がありません。ジャケット自体の素材や作りの詳細は、商品ページに記載されています。
ライディングジャケットのフィット感はどうあるべきですか?
ぴったりしていても窮屈ではなく、腕をハンドルに伸ばしたときに袖が手首を覆う長さがあるのが目安です。プロテクターは肩と肘の位置に収まる必要があります。ウエストとカフを調整できれば、走行中もジャケットがずれにくくなります。
執筆:Leather Collection編集部




