レザーウェア( )では、フィットがすべてです。体に合わせて仕立てたレザージャケットやレザーパンツは、着る人の体型を引き立て、動きやすく、形も崩れません。そのフィットは、正確な採寸という最初の一歩から始まります。
Leather Collectionでも他の店でも、オーダーメイドのレザージャケット、パンツ、ベストを注文する際は、自分で正しく採寸する方法を知っておくと、仕上がりが適切なサイズになります。このガイドでは、自宅で採寸するための手順、実用的なコツ、守るべき点と避けるべき点を順に説明します。
ポイント
- 薄手の服か下着の上から、自然に立った状態で、柔らかい布製のメジャーを使って測ります。
- ジャケットは胸囲、肩幅、袖丈、ウエスト、背丈、パンツはウエスト、ヒップ、股下、太ももを測ります。
- メジャーは水平に保ち、ぴったり当てますが締めつけず、2回測ります。
- 革はほとんど伸びないため、採寸の誤りは仕上がりにそのまま現れます。
- 注文を確定する前に、フィットのタイプ(スリム、レギュラー、リラックス)を選びます。
レザーウェアでフィットが大切な理由
革はほかの生地とは性質が異なり、ほとんど伸びず、ゆるやかに垂れ下がることもありません。きつすぎるレザーウェアは動きを妨げ、ゆるすぎるとかさばって見え、形も崩れます。
体に合ったレザーウェアには、次のような特徴があります。
- 体のラインに自然に沿う
- 動きを妨げず、可動域を十分に確保できる
- 窮屈さがなく、すっきりして見える
- 時間がたっても形が保たれる
Leather Collectionは2009年からレザーウェアを作っています。メンズのレザーパンツからジャケット、ベストまで、どの一着も手縫いで、提供された採寸に基づいて受注生産されます。
始める前に:用意するもの
正確に採寸するには、次のものが必要です。
- 柔らかいメジャー(布製)
- 姿勢を確認するための鏡
- 正確さを高めるための家族や友人、仕立て屋さんの助け(なくても構いませんが、あると便利です)
- 測った数値を記録するメモ帳かスマートフォン
ヒント:採寸は必ず、薄手の服か下着の上から行い、厚手の服の上からは測らないでください。自然に立ち、姿勢はリラックスしつつ背筋は伸ばします。
1. レザージャケットの採寸方法
レザージャケットは、体のラインに沿い、動きを妨げない、ぴったりしていて快適な着心地が理想です。主な採寸箇所の測り方を説明します。
胸囲
胸のいちばん高い部分、通常は脇の真下から肩甲骨の上を通る位置に、メジャーを巻きます。メジャーは水平に保ち、ぴったり当てますが締めつけません。
プロのコツ:きつすぎるサイズになるのを防ぐため、深く息を吸ってから吐いたところで数値を記録します。
肩幅
背中側で、片方の肩の縫い目からもう片方の縫い目まで測ります。この数値によって、ジャケットが肩にどう乗るかが決まり、全体の構造にも影響します。
袖丈
腕を軽く曲げた状態で、肩先(袖が始まる位置)から手首の骨まで測ります。袖口が短すぎず長すぎない適切な位置になります。
ウエスト
おへそのすぐ上の、自然なウエストラインを一周測ります。ジャケットの場合は、ウエストでどれだけ絞るかの目安になります。
背丈
首の付け根(シャツの襟が当たる位置)から、ジャケット( など)の裾を置きたい位置まで測ります。ボンバーやライダースのスタイルでは、通常、ヒップあたりかウエストのすぐ下です。
2. レザーパンツの採寸方法
レザーパンツもジャケットと同様に、正確さが求められます。きつすぎると窮屈で、ゆるすぎるとすっきりした形が崩れます。採寸の前にシルエットを比べたい方は、 をご覧ください。
ウエスト
パンツをはく位置ではなく、自然なウエストラインで測り、メジャーを地面と平行に保ちます。
ヒップ
ヒップのいちばん張っている部分にメジャーを巻きます。正確に測るため、メジャーは水平に、平らに当てます。
股下
股の縫い目から足首の下まで測ります。これがパンツの丈になります。バイクに乗る場合やカジュアル用では、股下を少し長めにするのが合うこともあります。 は、よくあるストレートレッグの一例です。
太もも
太もものいちばん太い部分、通常は股から数インチ (約7〜8 cm)下の位置を一周測ります。
ひざと裾幅
仕立てたようなシルエットにするには、ひざと足首まわりを測ります。これで脚の絞りが決まります。
3. レザーベストやレザーシャツの採寸方法
レザーベストやレザーシャツも、ジャケットと同じ手順(胸囲、ウエスト、肩幅、背丈)で測りますが、袖の採寸は省略できることが多いです。
ベストはシャツの上に着ることが多いため、体にややぴったり合わせます。体に合ったベストなら、上半身のラインがすっきりし、動く余裕も残ります。
4. オーダーメイド注文のために正確に採寸するには
オーダーメイドのレザーウェアを注文する場合は、正確さが重要です。1インチ (2.5 cm)の差でも、仕上がりの着心地は変わります。次のことを守ってください。
- 2回測ります。その1分の手間をかける価値があります。
- メジャーはぴったり当てますが、締めつけません。
- 胸を張ったり、お腹を引っ込めたりせず、まっすぐでリラックスした姿勢で立ちます。
- 誰かに手伝ってもらいます。2人目がいると、メジャーをまっすぐ水平に保てます。
Leather Collectionの一着一着は受注生産で、提供された採寸が作る基準になるため、送信する前にもう一度確認してください。
5. よくある間違いと避け方
小さな誤りでも、フィットの問題につながります。避けるべき点は次のとおりです。
- 厚手の服の上から測ると、余分な寸法が加わります
- メジャーを強く引っ張りすぎると、着心地が窮屈になります
- 数値を推測したり丸めたりしてはいけません。正確さが大切です
- 姿勢を無視してはいけません。猫背になると、肩や丈の数値が変わります
- 腕の曲げ方を忘れてはいけません。腕をまっすぐ伸ばすと、袖丈が短く測れます
こうした間違いを直せば、平均的なフィットと、設計どおりに収まる服の差を埋められます。
6. フィットのタイプを知る
レザーウェアには、さまざまなフィットのタイプがあります。自分の好みを知っておくと、採寸の指針になります。
スリムフィット
体に近く、シャープで現代的なシルエットです。ファッション重視の装いによく選ばれます。
レギュラーフィット
着心地とスタイルのバランスが取れ、窮屈さのない自然なフィットです。普段着に向いています。
リラックスフィット
ゆったりしてカジュアルで、胸や肩に余裕があります。重ね着や、着心地を重視した装いに向いています。
Leather Collectionのオーダーメイドでは、デザインを確定する前に、好みのフィットのタイプを選べます。
7. 自分だけの採寸に価値がある理由
オーダーメイドのサイズには、次のような利点があります。
- 着心地:引っ張られたり、つまんだり、動きにくくなったりしにくくなります。
- スタイル:着る人の体型に合ったバランスになります。
- 長期間の着用:フィットが良いと、縫い目や革のパネルにかかる負担が減ります。
- 自信:自分の採寸に合わせて仕立てられた服です。
一般的なサイズ表とは異なり、オーダーメイドのレザーウェアは、肩幅から袖丈まで、一人ひとりの採寸に合わせて仕立てられます。例としては、 や があります。
8. フィットを長く保つコツ
革は着るほどに柔らかくなり、体に少しなじむことがあります。フィットを保つために、次の点を心がけてください。
- 革を過度な熱や湿気にさらさないようにします。
- しなやかさを保つため、コンディショニングは控えめにします。
- 形を保つため、幅広で肉厚のハンガーに掛けます。
- 長期間たたむのは避けます。
まとめ:正確な採寸が第一歩
レザージャケットやレザーパンツは、素材だけでなく、どれだけ体に合っているかも大切です。正しく採寸すれば、見た目も着心地も動きやすさも、設計どおりになります。
Leather Collectionでは、メンズのレザーパンツからジャケット、ベストまで、すべての一着が、提供された採寸に基づく受注生産です。
この採寸の手順に従えば、次のオーダーメイド注文で、体に合って快適に着られる可能性がぐっと高まります。結局のところ、ぴったりのフィットは見つけるものではなく、測って作るものです。
よくある質問
レザージャケットはどのくらいぴったりが良いですか?
レザージャケットは、ぴったりしていて快適な着心地が理想です。体のラインに沿い、腕を自由に動かせて、無理なく前を閉じられる必要があります。革はほとんど伸びないため、新品のときに窮屈なジャケットが、問題を解決できるほどゆるむとは考えにくいです。
服の上から測っても良いですか?
薄手の服か下着の上から測ってください。厚手の服の上から測ると余分な寸法が加わり、ジャケットやパンツが大きすぎる仕上がりになります。ジャケットの下にセーターを着る予定がある場合は、セーターの上から測るのではなく、フィットのタイプを選ぶときにそのことを伝えてください。
2つのサイズの間で迷う場合は?
手伝ってくれる人と一緒に測り直し、胸囲、ウエスト、袖丈の数値をサイズチャートと比べてください。数値が2つのサイズの間に収まる場合、オーダーメイドなら標準サイズではなく自分の採寸を使うため、どちらかを選ぶ必要がなくなります。
何回測ればよいですか?
少なくとも2回測り、それぞれの結果を記録してください。2回の数値が違う場合は、メジャーを水平にして、リラックスした姿勢で3回目を測ります。数値は丸めないでください。胸、肩、股下のわずかな誤差でも、仕上がりのフィットが変わります。
執筆:Leather Collection編集チーム







